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ウクレレ 二つのリズムを理解しよう

ウクレレを弾く上で大切なのはリズムとテンポです。まずはリズムについてお話しします。

曲全体のノリをつくるのがリズムです。同じ曲でも、リズムを変えるだけで全然違う曲のように聞こえます。

リズムには大きく分けて二つのリズムがあります。「ハネるリズム」と「ハネないリズム」です。

これを理解するには、表拍と裏拍を知ることが必要となります。四拍子の場合で考えてみましょう。曲に合わせて「1,2,3,4,1,2,3,4・・・」と数えながら、同じタイミングで手拍子をしてみましょう。これが表拍です。

次に「1,2,3,4,1,2,3,4・・・」と数えながら、数字と数字の間に手拍子を打ってみます。これが裏拍です。

表拍と表拍の間に裏拍があるわけですが、ちょうど真ん中に裏拍がくるのが「ハネないリズム」です。イーブン、ストレートとも言います。とりあえず、表拍をダウン、裏拍をアップで弾いてみると、手が上下に往復しながら、「ジャ ジャ ジャ ジャ」と一定の間隔で音が鳴ります。

次に、裏拍より表拍を長く弾いてみます。ダウンストロークのあと、ちょっと間があってアップ、そしてすぐにダウン、という動きです。「ジャンカ ジャンカ ジャンカ ジャンカ」と聞こえます。これが「ハネるリズム」です。中でも、表拍と裏拍が2:1のとき、これを「シャッフル」と呼びます。ハワイアンでよく使われるリズムなので、非常にウクレレらしいリズムと言えるでしょう。

もちろんハワイアンだけではありません。例えば、「もしもしカメよ カメさんよ」と歌うとき、実際には「もっしもっしカッメよ カッメさっんよ」となりますよね。「あめあめふれふれかあさんが」も「あっめあっめふっれふっれ」となりますよね。このように表拍の後に小さな「ツ」かあって裏拍が鳴るイメージです。

この「ハネるリズム」と「ハネないリズム」をしっかりと弾き分けるように練習しましょう。特にハネるリズムは、テンポが早くなればなるほどハネないリズムに近づいていってしまいます。テンポ200ぐらいでもちゃんとハネて聞こえるようにしましょう。

リズムには色々ありますが、まずはこの二つのリズムを弾き分けられることが重要です。また、色々な曲を聴いて、ハネてるかハネてないかを聴き分けることも大切です。リズムを気にして曲を聴いてみると、今まで何百回と聴いた曲でも新鮮に聴こえるかもしれませんね。

ウクレレ講師:川口 順司

楽譜・タブ譜 一覧

Tab. No. 曲名(作曲者)
Tab. 1 Happy Birthday to You(ヒル姉妹)
Tab. 2 大きな古時計(ヘンリー・クレイ・ワーク)
Tab. 3-1 さくらさくら (High-G)(日本古謡)
Tab. 3-2 さくらさくら (Low-G)(日本古謡)
Tab. 4 グリーンスリーブス(イングランド民謡)
Tab. 5 きらきら星(フランス童謡)
Tab. 6 森のくまさん(アメリカ民謡)
Tab. 7 カノン(パッヘルベル)
Tab. 8 アメイジング・グレイス(不詳)
Tab. 9 主よ人の望みの喜びよ(J.S. バッハ)
Tab. 10 愛のあいさつ(エルガー)
Tab. 11 ドナウ川のさざなみ(ヨシフ・イヴァノヴィチ)
Tab. 12 エリーゼのために(ベートーヴェン)
Tab. 13 もみの木(ドイツ民謡)
Tab. 14 We Wish You a Merry Christmas(クリスマスキャロル)
Tab. 15 ジングルベル(James Pierpont)
Tab. 16 もろびとこぞりて(クリスマスキャロル)
Tab. 17 ひいらぎかざろう(クリスマスキャロル)

入門・初心者向けウクレレの弾き方

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